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 イベント

世界銀行グループTICADセミナーシリーズ第24回(世界銀行モーニングセミナー 第46回)「サブサハラ・アフリカにおける技能向上のために:生産性、包摂性、適応性のための技能への投資」

2019年9月26日

東京

  • 2019年6月、世界銀行は新報告書「サブサハラ・アフリカにおける技能向上のために:生産性、包摂性、適応性のための技能への投資」(The Skills Balancing Act in Sub-Saharan Africa : Investing in Skills for Productivity, Inclusivity, and Adaptability)を発表しました。サブサハラ・アフリカ地域は世界で最も若年層の多い地域であり、労働力年齢の人口の増加は貧困撲滅と繁栄の共有の促進への機会でもあります。しかし、サブサハラ・アフリカ地域の労働者は技能の面で最も立ち遅れており、それが経済的な見通しの阻害にもなっています。経済成長、貧困削減、技能構築への投資の促進にも関わらず、サブサハラ地域の学生たちは、競争性が一層高まるグローバル経済において繁栄を享受するための基本的な技能を習得できていません。同報告書では、認知的スキル、社会的・感情的スキル、技術的なスキルなどの多様な技能の取得ののための、子供から就労成人までの多様な層に対する投資を促進するために、一人一人および各国政府が直面する様々な課題について検討します。

    今回のモーニングセミナー(第46回)は、世界銀行グループTICADセミナーシリーズ第24回として、同報告書の共著者であるオマール・アリアス世界銀行教育グローバルプラクティス グローバルエンゲージメント・知識担当マネージャーがテレビ会議で同報告書の主なポイントをワシントンよりご説明し、皆様のご質問にお答えしました。

    スピーカー

    Image
    オマール・アリアス
    世界銀行 教育グローバルプラクティス プラクティスマネージャー


    現職以前は、教育グローバルプラクティス グローバルエンゲージメント・知識担当マネージャー、社会的保護・労働グローバルプラクティスで主任エコノミスト兼技能担当グローバルリードを務めた。それ以前は、ヨーロッパ・中央アジア地域総局人間開発経済ユニットのセクターマネージャー代行及び主任エコノミスト、ボリビア・チリ・エクアドル・ぺルー・ベネズエラ担当人間開発セクターリーダー、ラテンアメリカ・カリブ海地域総局貧困・ジェンダーグループ上級エコノミストを務めた。米州開発銀行ではリサーチエコノミストとして従事した。イリノイ大学アーバナ・シャンぺーン校でフルブライト奨学生として、経済学修士号と博士号を取得。

    当日の資料: The Skills Balancing Act in Sub-Saharan Africa (PDF)


    世界銀行グループ TICADセミナーシリーズ

    アフリカ開発会議(TICAD)はアフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降日本政府が主催し、世界銀行も共催しています。第1回から第3回は東京で、第4回と第5回は横浜で開催され、3年に一度の開催となって2016年8月27日~28日、第6回が初めてアフリカのケニアで開催されました。世界銀行東京事務所では、TICADとアフリカ各国の課題と展望に関するTICADセミナーシリーズを2015年10月より11回にわたり開催しました。現在は、2019年に予定される次回のTICADに向け、主にアフリカ地域におけるビジネスに従事されている企業の皆様向けに、同シリーズをモーニングセミナーの枠で連続開催しています。

    過去のTICADセミナーシリーズ
     

    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます。

イベント詳細

  • 日時: 2019年9月26日(木)午前7時45分~午前8時45分
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階(アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)*14階に移転しました。
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org