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 イベント

世界銀行グループTICADセミナーシリーズ第27回(世界銀行モーニングセミナー 第54回)「アフリカにおける仕事の未来:万人のためのデジタル技術の可能性を引き出す」

2019年12月10日

東京

  • 世界銀行は2019年7月25日、新報告書「アフリカにおける仕事の未来:万人のためのデジタル技術の可能性を引き出す」 (The Future of Work in Africa: Harnessing the Potential of Digital Technologies for All) を発表しました。同報告書は、「世界開発報告(WDR)2019:仕事の本質の変化」のアフリカ地域対象の関連報告書として執筆されました。この中で、気候変動の影響、脆弱性、経済統合、人口移動などに起因する、仕事をめぐる環境を根本的に変化させうる技術進化や破壊的な革新に途上国が直面しつつあるなかで、サブサハラ地域は他の地域以上にデジタル技術の適応がもたらす恩恵を享受することができると述べています。さらに、このような機会を最大限に活用するために、デジタルインフラ整備、電力などの基本インフラ整備、起業家支援、生産性向上、社会的保護・雇用システムの拡大など、各国政府がとるべき政策を示唆しています。

    今回のモーニングセミナー(第54回)は、世界銀行グループTICADセミナーシリーズ第27回として、テレビ会議で同報告書の共著者であるザイナブ・ウスマン世界銀行アフリカ地域担当チーフエコノミスト室公共セクター専門官が主なポイントをワシントンよりご説明し、皆様のご質問にお答えしました。


    スピーカー

    Image
    ザイナブ・ウスマン
    世界銀行 アフリカ地域担当チーフエコノミスト室 公共セクター専門官

     

    2016年、ヤングプロフェッショナルとして世界銀行に入行。社会・都市・農村開発・強靭性グローバルプラクティス、エネルギー・採掘産業グローバルプラクティスを経て現職。アフリカにおける自然資源管理、エネルギーセクター改革、経済政策、南南経済協力に従事。オックスフォード大学で国際開発学博士号を取得。

    当日の資料:The Future of Work in Africa (PDF)

     

    世界銀行グループ TICADセミナーシリーズ

    アフリカ開発会議(TICAD)はアフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降日本政府が主催し、世界銀行も共催しています。第1回から第3回は東京で、第4回と第5回は横浜で開催され、3年に一度の開催となって2016年8月27日~28日、第6回が初めてアフリカのケニアで、そして2019年8月28日~30日、第7回(TICAD7)が横浜で開催されました。世界銀行東京事務所では、TICADとアフリカ各国の課題と展望に関するTICADセミナーシリーズを2015年10月に開始し、TICAD7以降も、主にアフリカ地域におけるビジネスに従事されている企業の皆様向けに、同シリーズをモーニングセミナーの枠で継続的に開催しています。

    過去のTICADセミナーシリーズ


    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます

イベント詳細

  • 日時: 2019年12月10日(火)午前7時45分~午前8時45分
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階(アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)*14階に移転しました。
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org