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 イベント

世界銀行グループTICAD セミナーシリーズ第19回(世界銀行モーニングセミナー 第41回)「アフリカの科学・技術キャパシティを構築する」

2019年7月2日

東京

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    サブサハラ・アフリカは高等教育・研究のアウトプットという面で後れを取っており、アフリカの大学が提供する教育・トレーニングの質の向上、中等教育段階での質の高い学生層の育成にさらなる取り組みが求められています。特にアフリカにおける科学、技術、農業、医療関連分野での高等教育・研究アウトプットの強化は、より多くの開発インパクトをもたらすと期待されます。科学・技術面で適切な訓練を受けた専門家層の不足は、新しい技術を企業・人々が吸収、拡散、適応だけでなく、気候変動などの開発課題への取り組みも妨げる要因です。

    今回のモーニングセミナー(第41回)は、世界銀行グループTICADセミナーシリーズ第19回として、サジータ・バシール世界銀行教育プラクティスアドバイザーが、アフリカの科学・技術キャパシティの現況・課題、その強化のために何が求められているかをテーマにテレビ会議でワシントンよりご説明し、皆様のご質問にお答えしました。

    スピーカー

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    サジータ・バシール
    界銀行 教育グローバルプラクティス アドバイザー

    2019年2月より現職で、教育セクターにおけるアフリカの地域プログラムを統括している。それ以前は、アフリカ東部および南部の20か国以上の教育プロジェクトを担当するプラクティスマネージャー。世界銀行およびインドの中央・州政府その他の機関において、25年以上の実務・調査経験を持つ。アフリカ、南アジア、中南米の各地域において、政策対話の主導、国家教育戦略やセクター改革プログラムの支援、初等教育から高等教育、技術職業教育、科学技術までのプロジェクト準備とその実施に携わる。アフリカの応用科学、工学、技術に関する人材育成を促進するための新しいパートナーシッププラットフォームである「応用科学・工学・技術訓練のためのパートナーシップ」(Partnership for skills in Applied Science, Engineering and Technology: PASET)の創設にあたり主導的な役割を果たしており、世界銀行の報告書「未来に向かって:アフリカの学校教育の現状と課題(仮訳題)」(Facing Forward: Schooling for Learning in Africa」など、教育およびその関連分野でも幅広く著書を出版している。世界銀行入行前は、インドの全国初等教育プログラムの研究評価担当チーフ・コンサルタントとして業務に従事。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で経済学博士号を取得。

    当日の資料: Building the Scientific-Technical Capacity of Africa (PDF)

     

    世界銀行グループ TICADセミナーシリーズ

    アフリカ開発会議(TICAD)はアフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降日本政府が主催し、世界銀行も共催しています。第1回から第3回は東京で、第4回と第5回は横浜で開催され、3年に一度の開催となって2016年8月27日~28日、第6回が初めてアフリカのケニアで開催されました。世界銀行東京事務所では、TICADとアフリカ各国の課題と展望に関するTICADセミナーシリーズを2015年10月より11回にわたり開催しました。現在は、2019年に予定される次回のTICADに向け、主にアフリカ地域におけるビジネスに従事されている企業の皆様向けに、同シリーズをモーニングセミナーの枠で連続開催しています。

    過去のTICADセミナーシリーズ
     

    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます。


     

イベント詳細

  • 日時: 2019年7月2日(火)午前7時45分~午前8時45分
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階(アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)*14階に移転しました。
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org