Skip to Main Navigation
 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第82回)「ラテンアメリカ・カリブ海地域経済報告:健康を維持するためのコスト」

2020年10月30日

東京

マルチメディア

Image
click
ビデオ
  • 世界銀行の各地域総局では半年に1度(春と秋)、地域内の経済概況と展望をまとめた半期地域経済報告を発表しており、ラテンアメリカ・カリブ地域総局については2020年10月9日、「ラテンアメリカ・カリブ海地域経済報告:健康を維持するためのコスト」(Semiannual Report of the Latin America and the Caribbean Region: The Cost of Staying Healthy) を発表しました。

    同地域では、外需の低迷、経済の不確実性の上昇、観光業の崩壊、ウイルスを封じ込めるために数カ月間にわたって実施された都市封鎖の影響によって経済状況が悪化しています。感染症の流行は長期化が見込まれていることから、同報告書では域内諸国に対し、保健医療制度の有効性を高め、政府や個人のコスト負担を減らす改革を実施することを提案しています。また、各国政府が景気刺激策や緊急の社会移転に多額の資金を投じたことは必要な危機対応であったが、今後は財政の健全化に取り組む必要があると指摘しています。新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、ベネズエラを除くラテンアメリカ・カリブ海地域では、国内総生産(GDP)成長率が2020年はマイナス7.9%まで低下し、2021年には4.0%に回復すると、同報告書では分析しています。

    今回のモーニングセミナー(第82回)では、同報告書をとりまとめたマーティン・ラマ世界銀行ラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミストが、オンラインでワシントンより日本の皆様に向けて同報告書の主なポイントをご紹介しました。

    日時

    2020年10月30日(金)午前8時~午前9時(日本時間)

     

    スピーカー

    Image
    マーティン・ラマ
    世界銀行 ラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミスト

    世界銀行開発経済総局(DEC)でリサーチ業務に10年間従事した 後、ベトナム担当リードエコノミストとしてハノイ事務所に駐在し、2007年から2009年までベトナム担当国別局長代行を務める。「世界開発報告 2013年版:仕事」の執筆担当局長を経て、2013年から2018年まで南アジア地域担当チーフエコノミスト(インド・デリー事務所駐在)、2019年より現職。フランスでマクロ経済学博士号取得。出身国のウルグアイでは国内最大のシンクタンク CINVEの局長、世界銀行での勤務の傍ら2005年までパリ大学で開発経済学担当の客員教授も歴任。

    当日の資料:Semiannual Report Latin America and the Caribbean Region Fall 2020: The Cost of Staying Healthy(英語、PDF)


    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます

イベント詳細

  • 日時: 2020年10月30日(金)午前8時~午前9時
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org